先日、映画『リトルプリンセス』を見ました。子供の頃読んだ記憶は朧気で、初めてと言っていいほどでしたが、話の設定と展開が面白く、思わず引き込まれてしまいました。
本日は、大人でも目頭が熱くなる本『リトルプリンセス』をご紹介します。
映画を見た後、改めて本を読んでみたいと思い手に取ったというわけです。
『リトルプリンセス』の主人公セイラはインド生まれ。裕福な家庭で育ち7歳で父親の仕事の関係でニューヨークの寄宿学校に入りました。聡明で誰にも分け隔てなく接する優しさと正義感の強さから忽ち人気者になりました。母親はセイラが生まれたばかりで亡くなり、父親の愛情を一身に受け育ったのですが、その父親も亡くなり孤児となってしまったのです。いじめや辛い仕事にも耐え、持ち前の我張りと前向きな気持ちで最後はハッピーエンド。(良かった)
勧善懲悪な場面には胸を撫で下ろしました。(よしよし)
映画も本もどちらもいいですね。
この映画を見ていて『風とともに去りぬ』に主演したヴィヴィアン・リーが重なって見えました。
ヴィヴィアン・リーは1913年11月5日インド・ダージリンの生まれです。
裕福な家庭に育ち何不自由ない生活をおくっていました。
6歳でインドを去った後はロンドンのカトリック女子修道院付属学校に入り、その後女優を目指すようになりました。そしてあの名作『風と共に去りぬ』の主演を勝ち取ったのです。
上品で聡明、その上気丈で愛らしい大女優は私生活も映画も共にドラマチックですね。