今日からブログ『青いポスト』の新連載をスタートします。
6月からのテーマは、以前共に暮らした大切な愛猫「チャコ」のこと。これから少しずつ、チャコとの愛おしい日々をお話ししていきますね。
第1回目の今日は、チャコとの不思議な出会いのエピソードです。
🔳結婚5年目、コーヒーと夢に溢れていた日々
結婚して5年ほど経った頃のことです。
当時は仕事も趣味も充実していて、怖いもの知らず。夢と希望に満ちた毎日を送っていました。ちなみに、当時はまだ紅茶よりもコーヒーをよく飲む日々でした。
そんな日常のなかに、チャコは突然現れたのです。
—
🔳ゴミコンテナのそばでの運命的な出会い
チャコとの出会いは1989年。近所のスーパーへ買い物に行った帰り道でした。
ふと横を見ると、ゴミを入れるコンテナのそばに、1匹の猫がぽつんと佇んでいました。
ちらっと視線を向けると、その猫とばっちり目が合い、じっとこちらを見つめてくるのです。
「どうしたの?お家はどこ?」
何か不思議なご縁があるような気がして、私は思わず声をかけました。
すると、その猫は私の後ろをトコトコとついてきたのです。
家に着き、玄関のドアを開けて「どうぞ」と言ってみました。
すると、まるで遠慮するかのように「すみません、お邪魔します……」という風情で、静かに中に入ってきたのです。
お腹が空いているようだったので、お茶ではなく(笑)、煮干しか何かをあげたように記憶しています。
ひとしきり過ごすと、長居は無礼とばかりに、早々に暇乞い(いとまごい)。
「またね」と言ってお見送りしました。
—
🔳翌日もやってきた、お行儀のいい「白三毛ちゃん」
そして翌日。なんと玄関ドアの前に、昨日の猫がまた来ていたのです。
なんて礼儀正しい子なのだろう、と驚きました。猫となり(人柄ならぬ猫柄)がとてもよく分かり、「きっと以前はどこかで大切に飼われていたに違いない」と思いました。
ドアを開けて「どうぞ」と言うと、また「すみません、お邪魔します」と遠慮深く上がってきます。この近所では見かけたことがない猫だったので、夫とも「お引越しか何かで置いていかれてしまったのかな……」と話していました。

ダイニングの椅子にちょこんと座る姿は、本当にお行儀が良いものでした。
体全体は白く、頭のあたりと尻尾だけが三毛模様。目鼻立ちがすっきりとした、とても綺麗な猫です。
ただ、よく見ると少し風邪気味のようでした。
さらに、椅子から降りたときに、何やら小さいものが動いているのが見えました。お腹に虫もいるようです。
心配になり、早速夫が獣医さんのところへ連れて行ってくれました。
診断はやはり風邪。お腹の薬も処方してもらい、帰ってきました。
「体調が治るまでは、うちに置いてあげよう」
そう決めて、しばらくは一緒に暮らしていたのですが……。
—
🔳突然の「春」と、ペット禁止アパートでの決断
ある日、その子が大きな声で鳴くようになりました。
どうやら「春(発情期)」が来てしまったようです。
さあ、どうしよう? と困ってしまいました。
と言うのも、当時の住まいは動物を飼ってはいけないアパートだったのです。
ルールと、目の前の命。
結局、夫婦で悩み抜いた末に、不妊手術をしてもらうことに決め、我が家で正式に飼うことにしました(当時のことを思い出すと、今でも冷や汗が出ます💦)。
こうして、私たちの「チャコ」との暮らしが本格的に始まりました。
—
この続きはまた次回。
どうぞお楽しみに🐈

